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サンフレッチェ広島、「まちなかスタジアム」早期実現へシンポ

約500人参加 グッドアイデア賞を9件選定

サッカーJ1のサンフレッチェ広島は1日、後援会、広島県サッカー協会の共催で広島市内中心部に早期のスタジアム建設を求めるシンポジウムを開いた。約500人が参加した。スポーツ庁や日本政策投資銀行(DBJ)など各担当者が国内外の先進スタジアムを参考に「まちなかスタジアム」が地域経済の活性化やビジネス創出につながる事例を紹介した。

サンフレッチェ広島などが主催したシンポジウムには約500人が参加した(広島市)

Jリーグの佐藤仁司スタジアム推進役は2017年10月に欧州6カ国、11スタジアムを視察した結果を報告した。ホテルや商業施設などを組み合わせた多目的の複合型スタジアムが、日常から地元住民に親しまれる存在になっているとした。「J1のホームスタジアムの入場可能な観客席数は平均3万2千人ある。広島では3万人規模を実現してほしい」と話した。

サンフレッチェ広島の山本拓也社長は「観客が試合後の感想を語り合える社交場にしたい。盆踊りのやぐらのようにみんなが集まり、楽しめる存在になれれば」と話した。

陸上競技場との併設ではない専用スタジアムの魅力を語る場面もあった。城福浩監督は「海外のスタジアムは観客席とピッチとの距離が近く、選手がウオーミングアップする場所を狭くしてでも観客の臨場感を大事にしている」と話した。

丹羽大輝選手は前所属クラブの本拠地、パナソニックスタジアム吹田での経験をもとに「ヤジを声援に変えて選手のレベルを上げられた」。森崎浩司アンバサダーは「スタジアムに選手の名前が刻まれれば気持ちも高まる」と語った。

スポーツ庁の忰田康征(かせだ・やすゆき)参事官補佐は「(デートに誘える)レストランや子どもの遊び場といったそれぞれ楽しめる場がまちなかにあれば効果も大きい。地域に足りない役割を補完することが重要」と話した。DBJの桂田隆行参事役はスタジアムを媒介に、企業交流の機会を設けた清水エスパルスの事例や、横浜DeNAが仮想通貨の実証実験を始めることを紹介した。

シンポジウム開催にあたり「まちなかスタジアム」で広島にふさわしいスタジアムの姿を募集したところ、全国から95件の応募があった。9件をグッドアイデア賞として公表した。高齢者の健康寿命の延伸や現役世代の運動不足の軽減、ストレス発散などを狙いにした「ヘルスケアスタジアム」、街の風景に溶け込み、思わずのぞき込みたくなるような「円形平面球状スタジアム」、「老若男女が楽しめるスタジアム」などが選ばれた。

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