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豊島逸夫の金のつぶやき

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米・サウジの原油増産合意、市場に与えた衝撃

2018/7/2 8:46
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 「たった今、サウジアラビアのサルマン国王と話したところだ。イランとベネズエラの波乱・機能不全を補うため、サウジに原油増産を要請した。約200万バレルがメドだ。(原油)価格は高すぎる! 国王は同意した」

 週末、トランプ米大統領のツイートが原油市場を震撼(しんかん)させている。ホワイトハウスも声明で、サウジ側が「必要があればと約束した」と発表した。

 「同意」と「約束」の表現に微妙な差はあるものの、これが事実とすれば、石油輸出国機構(OPEC)の根幹を揺るがす事態だ。米国、サウジそしてロシアなどの政治的思惑で原油価格が決まり、OPECは形骸化する可能性がある。今回はイラン封じ込めでトランプ政権とサウジ側が結束して原油増産を決めたことになる。

 とはいえ、現実的にはサウジの原油生産能力は1200万バレル程度と推定され、増産能力は100万バレル程度との見方も根強い。生産能力を引き上げるためには時間もかかる。

 ただ、原油先物市場では先高観から先物買いポジションが急増したばかりで虚を突かれた感も強い。不透明感から先物買いポジションの売り手じまい殺到も予想される。

 原油市場は新たな局面に入った。

豊島逸夫(としま・いつお)
 豊島&アソシエイツ代表。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラー。チューリヒ、NYでの豊富な相場体験とヘッジファンド・欧米年金などの幅広いネットワークをもとに、独立系の立場から自由に分かりやすく経済市場動向を説く。株式・債券・外為・商品を総合的にカバー。日経マネー「豊島逸夫の世界経済の深層真理」を連載。
・公式サイト(www.toshimajibu.org)
・ブルームバーグ情報提供社コードGLD(Toshima&Associates)
・ツイッター@jefftoshima
・業務窓口はitsuo.toshima@toshimajibu.org

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