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速さとしなやかさで圧倒 19歳エムバペ2得点

前半、ドリブルで攻め込むフランスのエムバペ=三村幸作撮影

アルゼンチンの背番号「10」が苦悶(くもん)する傍らで、きらめいたのはフランスの新星、背番号「10」のエムバペだった。

64分、左クロスからのゴール前での混戦で足元にボールがこぼれてくると、左へ持ち出しすかさずシュート。一瞬の加速でDFは置いていかれる。スペースなき場所へスペースをつくる。カメルーン人の父親から引き継いだような、しなやかで、速く、かつバネのある身のこなし。

68分には自陣からのボールリレーをゴール左隅へとフィニッシュした。後方からのパスをジルーがダイレクトで右へすらしたところに、駆けつけてそのままダイレクトで打った。先制点のPKをもぎとったのも、ハーフライン付近からのエムバペの突進から。1人で3得点したようなものだ。

「決勝トーナメントで得点できてうれしい。いつも言うように、W杯というトップレベルで自分に何ができるか、どんな能力があるかを示さなければと思っている」と19歳の逸材は笑顔で語る。

生まれたのはフランスが戴冠した1998年なのも何かの縁か。当時の主将だったデシャン監督は「彼は素早いだけでなく、スペースを見つけ出すのもうまい。日々進化している」。老練なアルゼンチンを10代の躍動で鮮やかに打ち破った。

(カザン=岸名章友)

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