2019年6月18日(火)

北朝鮮の非核化意思に疑義 米情報機関分析と報道

2018/6/30 12:18
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【ワシントン=共同】米NBCテレビは29日、米情報機関内で、北朝鮮が本気で非核化する気があるか疑義が浮上していると伝えた。最新の報告を受けた政府当局者は「北朝鮮が米国をだまそうとしている明白な証拠がある」と指摘したが、具体的な内容は示していない。

トランプ大統領は6月12日の米朝首脳会談で、金正恩(キム・ジョンウン)委員長から完全非核化の確約を得たことなどを理由に「核の脅威はなくなった」と楽観的な見方を示した。しかしNBCは、米中央情報局(CIA)や他の情報機関の分析官は異なる見方をしていると指摘した。

米政府当局者はNBCに対し「北朝鮮は核・ミサイル実験を停止しているものの、核兵器の原料の生産を止めていない」と説明した。情報機関は、金正恩氏が秘密の核関連施設を明かさないまま、米側から譲歩を引き出そうとする可能性があると警戒。北朝鮮がここ数カ月間、複数の核関連施設で核兵器用の濃縮ウランも増産しているという。

米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は26日、21日撮影の商業衛星写真に基づき、寧辺の核施設にある黒鉛減速炉や実験用軽水炉付近でインフラ整備が進み、ウラン濃縮工場も稼働が続いているとの分析を発表した。

21日に撮影された北朝鮮寧辺の黒鉛減速炉周辺の衛星写真。(1)黒鉛減速炉(2)発電施設(3)目に見える蒸気なし(4)新たな冷却ポンプ室(5)大型トラック(6)使用済み燃料保管庫=エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同

21日に撮影された北朝鮮寧辺の黒鉛減速炉周辺の衛星写真。(1)黒鉛減速炉(2)発電施設(3)目に見える蒸気なし(4)新たな冷却ポンプ室(5)大型トラック(6)使用済み燃料保管庫=エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同

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