神戸物産 北海道・白糠町のバイオマス発電8月稼働

食品スーパーの神戸物産は29日、北海道白糠町に建設していたバイオマス発電所が完成し、8月に稼働すると発表した。投資総額は約40億円で、出力は6250キロワット。発電した電力は北海道電力に供給し、売電収入は年13億円を見込む。
道東部の未利用間伐材を破砕して燃やし、そのエネルギーでタービンを回して発電する。広さ12.8ヘクタールの敷地に木材を破砕したチップの貯蔵庫や燃焼用ボイラー、発電用タービンなどの設備を導入した。投資回収期間は約15年を想定している。