2018年9月21日(金)

中国ZTE、経営陣総入れ替え 株主総会を開催

米中衝突
エレクトロニクス
中国・台湾
2018/6/29 18:00
保存
共有
印刷
その他

 【深圳=中村裕】中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)は29日、広東省深圳市の本社で株主総会を開き、現経営陣14人を総退陣させ、新たに経営メンバーとなる8人を決定した。米国からの制裁の解除条件として、経営陣の総退陣が盛り込まれていた。今後、米国がいつ制裁を正式解除するかが焦点となる。

 ZTEは4月中旬に米国から制裁を科せられ、その直後からスマートフォンなど主要製品が生産できなくなり、経営危機に陥った。ただ今月8日にようやく米中間で制裁解除に向け、条件付きで両国が合意し、停止していた株取引も約2カ月ぶりに再開した。しかし経営の先行きは依然不透明なため、株価は暴落。取引再開後の約2週間で1兆2000億円相当の時価総額が吹き飛び、直近は9000億円弱にまで落ち込んだ。

 29日の株主総会で、経営トップの殷一民董事長は「株価下落により、株主の皆様が経済的な損失を被ってしまい、非常に申し訳なく思っている」と語った。

 今期は純利益ベースで1兆円以上の損失が見込まれている。経営の主要メンバーの趙先明総裁は「(米制裁で)今期の業績は大きな影響を受けることは避けられないが、損失の挽回に向け、(新しい経営陣が)最大限の努力をすることを信じている」と述べた。

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報