2019年2月21日(木)

ノバルティス、眼科分野子会社を分離・上場

2018/6/29 17:55
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【フランクフルト=深尾幸生】欧州製薬最大手のノバルティス(スイス)は29日、眼科分野の子会社アルコンをグループから分離すると発表した。2019年前半にスイス証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場させる。時価総額は250億ドル(約2兆7千億円)以上とみられている。

アルコンは業績が伸び悩んでおり、自社で再建するか株式の上場や売却で切り離すかを検討していた。ノバルティスは発表文で「100%の分離が株主の利益とノバルティスの戦略にとって最適だ」と述べた。眼科用の医療用医薬品はノバルティス本体に残す。

アルコンはコンタクトレンズや眼科手術用の医療器具の世界大手。分離後のアルコンの売上高は約70億ドルで従業員は2万人以上の規模になる。ノバルティスは11年にネスレ(スイス)からアルコンを買収したが、不振が続いていた。

ノバルティスは3月、一般用医薬品(大衆薬)合弁事業を合弁相手の英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)に売却するなど、医療用医薬品に経営資源を集中させている。

ノバルティスは同日、50億ドルの自社株買いを実施することも発表した。19年末までに終える。

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