2018年7月23日(月)

危険運転致死で懲役6年 名阪国道事故で津地裁

中部
2018/6/29 9:50
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 三重県亀山市の名阪国道を法定速度の2倍で走行するなどし、対向車線のトラックに衝突、男性を死亡させたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪に問われた同県四日市市の無職、小林俊博被告(28)の裁判員裁判で津地裁は29日までに、懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。判決は28日付。

 判決によると、小林被告は2015年4月4日未明、法定速度60キロの左カーブを120キロ台で運転し、乗用車を左側のり面に衝突させ、さらに弾みで中央分離帯を越え、対向車線の大型トラックと正面衝突。運転手の男性(当時51)を全身打撲で死亡させた。

 弁護側は同法違反の過失致死罪にとどまると主張したが、判決理由で田中伸一裁判長は「わずかなミスでも事故を発生させる制御困難な高速度で走行していることを判断できる状況にあった」と退けた。

 その上で「示談が成立したとはいえ、遺族が厳しい処罰感情を示すのも当然だ」などと述べた。〔共同〕

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