2019年7月22日(月)

大阪市中心部で50万人減、地震発生日と平常時を比較

2018/6/28 19:08
保存
共有
印刷
その他

大阪府北部で震度6弱を観測した地震で、発生当日の大阪市中心部の人口が平時よりも約50万人少なかったことがNTTドコモの分析でわかった。携帯電話の利用実績から人口の分布を推計した。地震で交通機関がストップしたため、市内の中心部に通勤・通学できなかった人が多かったとみられる。

NTTドコモは各地域内にあった携帯電話の台数を集計して人口を推算する手法を用い、2013年から統計事業に取り組んでいる。今回は地震が起きた6月18日と、平時として同じ第3月曜日に当たる5月21日のデータを比較した。

JR大阪駅(同市北区)の半径5キロ以内の市中心部の夜間人口は約40万人。平時は朝から人口が増え続け、午後2時ごろにピークの約125万人に達した。一方、6月18日は人口の増え方が緩やかで、午後2時時点でも平時の6割程度にあたる約75万人にとどまったという。

18日は地震により主要な鉄道が一斉に運転を見合わせ、夜まで復旧しない路線も多かった。NTTドコモの担当者は「災害により都市部の交通網が乱れると、膨大な人々の移動が制限されることがデータからも裏付けられた」としている。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。