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一般炭価格交渉打ち切り 東北電とグレンコア、18年度分

東北電力は2018年度に調達する発電用石炭(一般炭)の年間契約を巡り、スイスの資源大手グレンコアとの価格交渉を打ち切った。条件の考え方で隔たりがあったという。両社の合意価格は他の電力会社の指標とされてきたが異例の交渉中断で宙に浮いた格好だ。

東北電は18年4月~19年3月分の契約について「グレンコアと交渉を打ち切ることで合意した」(広報)と明らかにした。グレンコア以外の複数の売り手との契約価格は4月までに合意済み。「当面の所要量は手当てされており、特段の影響はない」としている。

日本の電力会社は主に長期契約で一般炭を輸入してきたが、電力需要に応じて柔軟に調達できるスポット(随時契約)の比重を高めようとしている。東北電とグレンコアの合意価格を指標に各社が年間契約を結ぶ慣行は転機を迎え「代わりのベンチマーク探しが始まるのでは」(エネルギー大手)との声も出ている。

両社は17年10月~18年9月の取引については、1トン94.75ドルの契約価格で合意していた。

一般炭のスポット価格はアジアで上昇基調にあり、オーストラリア産は1トン110ドル台と前年同期比4割高い水準にある。中国やインドの需要増が背景にある。

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