2019年3月21日(木)

山田うどん、屋号に「食堂」 かかしの口は笑顔に

コラム(地域)
2018/6/28 17:50
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山田食品産業(埼玉県所沢市)は7月、チェーン展開する店舗「山田うどん」の屋号を「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に刷新する。うどん以外のメニューも豊富な「食堂」のイメージを打ち出し、家族連れなどの取り込みを狙う。郊外型の新規出店も9年ぶりに再開し、収益増へ弾みをつける。

新ロゴではかかしの口が笑顔になる

従来のロゴは口がへの字型だ

7月中に神奈川県平塚市と埼玉県ふじみ野市に、8~9月にはさいたま市と入間市に相次いで出店する。いずれも幹線道路沿いの郊外型で、開業に合わせて新しい屋号の使用を始める。既存店でも改修時に順次切り替える。メニューや価格などは変更しない。

山田うどんは麺類以外に定食やサイドメニューも充実しているのが売りの一つだが、郊外型の店舗はトラック運転手など自動車で来店する男性の利用が多く「客層が偏りがちだった」(同社)。屋号に「食堂」を加え、店の外観や内装も一新して家族連れも来店しやすくする。

1962年に作った同社のシンボルマークにも変更を加える。への字形だった赤いかかしの口を反転して笑顔にさせ、来店客を歓迎する表情に。「食堂」の文字には箸やおわんのデザインも盛り込む。

郊外型の店舗は2009年に埼玉県越谷市に出店して以来、9年ぶりだ。リーマン・ショック後は郊外型の出店を抑え、都内のオフィスビルにテナント型の店舗を出したり、酒やつまみなどを提供する新業態の店舗を開業したりして新たな顧客層の開拓に力を入れてきた。

郊外型の既存店では経営改善や営業力強化に軸足を置いてきたが、収益増に向けた起爆剤として新規出店に踏み切る。物件が比較的見つけやすく、新たな屋号も浸透させやすいと判断したからだ。新店舗の客足を見極めつつ、今後の出店戦略を探る。

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