2019年6月19日(水)

メルシャン、「日本ワイン」シリーズ展開

2018/6/28 16:31
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メルシャンは28日、国産ブドウのみを原料に使う「日本ワイン」事業で、秋から3つのシリーズで商品を展開していくと発表した。価格帯やコンセプトで商品を整理し、消費者に分かりやすい形でブランドを訴求する。商品価値をより伝わりやすいようにすることで伸びる需要を開拓する。

代野照幸社長は「日本ワインは起爆剤の一つとなる可能性がある」と話した(28日、東京都千代田区)

同社の日本ワインブランド「シャトー・メルシャン」で秋から順次、3つのシリーズでの展開を始める。同社の持つ各ワイナリーの最高品質のシリーズは「アイコン」と名付け、6500~1万8000円の価格帯で販売していく。

「桔梗ヶ原メルロー」や「北信シャルドネ」など、産地の個性を前面に打ち出す商品は「テロワール」のシリーズ名で、2200~1万2000円の価格帯とする。価格を抑えて広い層に発信する「クオリティ」シリーズは2000円前後で展開する。

日本ワイン事業への各社の期待は大きい。チリ産の輸入品がけん引し、国内のワイン市場は広がってきたが、メルシャンの代野照幸社長は「これだけでは市場は拡大しない」と分析する。加えて、足元では各社の価格競争が懸念されており「低価格化への流れは相変わらず強い」(代野社長)とする。

ブランド内での商品の構成を整理することで、消費者へ魅力を伝わりやすくし、市場を盛り上げていく考えだ。メルシャンは2019年までに長野県に2カ所のワイナリーを新設し、山梨県甲州市の勝沼ワイナリーと合わせて3拠点体制で日本ワインを製造していく計画を持つ。ワイナリーの拡大に合わせて日本ワイン市場の強化を加速させる。

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