2018年7月17日(火)

7月にテレワーク・デイズ開催、桜井日奈子さんがエール

科学&新技術
BP速報
2018/6/27 18:00
保存
共有
印刷
その他

日経クロステック

 政府は2018年6月26日、テレワークの試行を促す全国キャンペーン「テレワーク・デイズ2018」のプレイベントを東京都内で開いた。テレワークはノートパソコンなどを使って会社のオフィス以外で仕事をする働き方のこと。テレワーク・デイズ2018は7月23日から27日までの期間で、テレワークを全国一斉に試すキャンペーンだ。

プレイベントに出席した世耕弘成経済産業大臣、野田聖子総務大臣、小池百合子東京都知事(左から)

プレイベントに出席した世耕弘成経済産業大臣、野田聖子総務大臣、小池百合子東京都知事(左から)

 プレイベントには主催者である政府代表として、野田聖子総務相と世耕弘成経済産業相が登場。野田総務相は「テレワークを進めるうえでの大きな課題は、仕事は会社に来てやるもの、仕事はパソコンを使ってやるものという経営層をはじめとする企業の意識だ。テレワーク・デイズはその意識を改革する」と説明した。

 さらに女性活躍担当相として、「子育てをしながら就業している女性が7割になっているなか、仕事と家庭の両立に悩む女性が増えている。テレワークはその悩みを解決するカギになる」と続けた。

 世耕経産相は「今朝の閣議後、自宅でテレワークをしていた。このイベントがなければずっとテレワークを続けられていた」と自らの働き方を披露。国会答弁の勉強をテレワークでやっているという。「答弁の大枠はテレワークで勉強し、不明な点は秘書官に伝えておき、答弁がある翌日に短く勉強すれば済むようにしている。私だけでなく、多くの職員が朝早くから準備せずに済む効果を得ている」と話した。

 率先してテレワークを進める世耕経産相は「日本の古い働き方を根本から変えなければ日本の成長はない。テレワークはみんなで気軽に始められる働き方改革なのでぜひ試してほしい」と訴えた。

 プレイベントには、キャンペーンを共催する東京都の小池百合子知事と、テレワーク・デイズ2018の推進キャラクター、女優の桜井日奈子さんも登場した。

あいさつに立つ女優の桜井日奈子さん

あいさつに立つ女優の桜井日奈子さん

 東京都は、テレワークなどを使い通勤時間をずらすことで満員電車の混雑緩和を促進するキャンペーン「時差Biz」を都内1000社と連携して展開中だ。小池都知事は「2012年のオリンピックとパラリンピックを開催したロンドンでは、会期中の交通混雑を回避するためにテレワークを実施した。ロンドン市長はテレワークがオリンピックのレガシー(社会的な遺産)として定着していると話していた」と明かした。

 そのうえで、「東京オリンピックやパラリンピックでも、テレワークをソフト面でのレガシーになるよう取り組んでいきたい。働き方と意識を変えることで、育児や介護と、仕事を両立するのが普通になる世界を実現したいと考えている」と続けた。

 また、桜井さんはテレワーク・デイズのPR動画に出演。動画では、夜遅くまで働く父親との間に心の壁が生まれている高校生を演じた。父親がテレワークを始めたことで、小さなメリットが生まれるストーリーになっている。

 桜井さんは「お父さんやお母さんが仕事に時間を取られて、家族と時間を共有しにくくなっているケースが多いと思います。この動画を機に、テレワークが広がればいいと思います」と話した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 西村崇)

[日経 xTECH 2018年6月26日掲載]

保存
共有
印刷
その他


[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報