2019年8月18日(日)

パナソニック、住宅・自動車・電池でAIを重点活用

2018/6/25 20:00
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パナソニックは2018年6月22日、人工知能(AI)活用についての戦略を発表した。AIを活用する重点領域を「ホーム」「モビリティー」「エナジー」の3分野に絞り、買収や協業と言った外部連携でAI技術を質量ともに高めていくとした。

パナソニックのAIソリューションセンターの九津見洋所長

パナソニックのAIソリューションセンターの九津見洋所長

「パナソニックはIT企業になるのではなく、リアルなIoTカンパニーになりたい」。登壇した同社の九津見洋AIソリューションセンター所長氏はこう強調した。家電や電力メーター、車載用部品、電池といった同社製品や製品関連領域に関するノウハウとAIを組み合わせ、最適な電力制御を支援したり故障を予測したりして、製品やサービスの価値を高める考えだ。

九津見所長はAI技術やデータ分析によって新サービス創出や業務のデジタル化に取り組む重点領域を3つ挙げた。家電や住宅分野である「ホーム」、自動車や車載部品などの「モビリティー」、電池などの「エナジー」である。エナジー分野では電池のデータを集めてAIで分析し、電池が切れる時期を予測したり、長持ちするための使い方などを分析したりする。

併せて、買収や産学連携を通じてパナソニックのAI技術を質量ともに高める考えも示した。過去には17年10月に時系列データの解析に強みを持つ米アリモ(Arimo)を買収している。産学連携では立命館大学情報理工学部の谷口忠大教授を客員総括主幹技師に招いている。

AI活用に向け、目下データ収集を進めている。「データがないと始まらない。製品から漏らさずデータを集める環境づくりをさらに進める」(九津見所長)。現在は全社のデータを集約し、分析するために、社内向けのクラウドサービス「Panasonic Digital Platform(パナソニック・デジタル・プラットフォーム)」を活用しているという。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 田中陽菜)

[日経 xTECH 2018年6月22日掲載]

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