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決勝Tへ不用意な失点防げ 欠かせぬGK交代
サッカージャーナリスト 大住良之

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2018/6/26 6:30
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前半、乾のゴールで同点に追いついた

前半、乾のゴールで同点に追いついた

まだ何も決まったわけではない。目標である1次リーグ突破は、最終戦(28日午後5時=日本時間同日午後11時キックオフ)のポーランド戦に懸かる。連敗ですでに敗退が決まっているポーランドとはいえ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング8位の実力を侮れない。

だが、セネガルと引き分けたことで、日本は決勝トーナメント進出に向け大きく前進した。前後半とも先行されるという苦しい展開だったが、ともに追いつき、つかんだ勝ち点1は大きい。大きな価値のある引き分けだったといっていい。

日本はコロンビアに、そしてセネガルはポーランドにいずれも2-1で勝利して臨んだ第2戦。西野朗監督は第1戦とまったく同じ先発メンバーを送り込んだ。

セネガルは初出場でベスト8の快進撃をみせた2002年大会以来2回目の出場。当時のキャプテンだったシセ氏が指揮を執り、フランスの2部リーグの選手が中心だった02年大会とはまったくレベルの違うチームをつくり上げた。ポーランド戦では「ストロングポイント」を遺憾なく発揮、FWマネらのスピードで守備が自慢のポーランドを引き裂いた。

02年大会時には、セネガルの選手たちは特にフィジカルが優れているわけではなく、チームとしてのまとまりで世界を驚かせた。だが現在のチームは走るスピードや体の大きさ、強さで"モンスター"のような選手を並べている。

ゴール前で大きなミス重なる

試合の序盤はそのフィジカルに圧倒され、日本はピンチの連続となった。その展開の中で先制点を許す。11分、人数をかけて日本の左サイドを攻略したセネガル。左に振ったクロスをペナルティーエリア内まで戻っていたMF原口元気がバックヘッドでクリアしようとしたが小さく、セネガルDFサバリの足元に。そのサバリのシュートはそれほど強くはなかったのにGK川島永嗣が慌ててしまい、はじいたボールが詰めていたFWマネのすねに当たってゴールに入ってしまったのだ。原口と川島。ゴール前で2人の大きなミスが重なれば、失点は当然だった。

しかし16分に左サイドをMF乾貴士とDF長友佑都のコンビネーションで崩し、テンポよくパスをつないで最後はエリア外に戻したボールをMF長谷部誠がシュートを放つ(乾に当たる)と、試合は日本のリズムへと変わっていく。そして34分には乾の見事なゴールで同点に追いつく。

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