トルコ「強権でも安定」選択 保守層の支持集める
[有料会員限定]
【イスタンブール=佐野彰洋】24日投開票のトルコ大統領選と総選挙は事前の苦戦予想を覆し、エルドアン大統領と親イスラムの与党・公正発展党(AKP)主導の政党連合が勝利した。イスラム教の信仰を重視する保守派は世俗主義勢力中心の野党による政権交代を望まず、「強権統治下の安定」を選択した。
25日未明、首都アンカラのAKP本部で集まった支持者を前に演説したエルドアン氏は「この選挙の勝者は民主主義だ」と強調...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り974文字