小米、最大6700億円調達 7月9日に香港上場

2018/6/23 11:54
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【香港=木原雄士】中国スマートフォン(スマホ)大手の小米(シャオミ)は23日、7月9日に香港取引所へ株式を上場すると発表した。公募価格は1株あたり17~22香港ドルで21億8千万株を売り出す。調達額は最大で約480億香港ドル(61億米ドル、6700億円)を見込む。2018年の新規株式公開(IPO)で現時点では世界最大となる。

小米の創業者でCEOの雷軍氏(23日、香港)=ロイター

香港で記者会見した小米の雷軍・最高経営責任者(CEO)は「新たなステージに進む準備ができた」と述べた。

6月25日から個人投資家の購入申し込みを受け付ける。公募前に引き受けを約束する基礎投資家は、米半導体大手クアルコムや中国の宅配大手の順豊速運、通信大手の中国電信(チャイナテレコム)、中国政府系の投資会社など7社となる見通しだ。

小米は調達した資金を研究開発や海外事業の拡大に加え、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や人工知能(AI)関連の投資に充てる考えだ。

2010年に創業した小米は低価格で高い機能のスマホが人気を呼び「中国のアップル」と呼ばれた。米IDCによると、18年1~3月のスマホ出荷台数は韓国サムスン電子、米アップル、中国の華為技術(ファーウェイ)に次ぐ世界4位に付ける。中国以外にインドでも販売を伸ばしている。スマホに加えて、生活家電の開発や販売にも力を入れ、収益の多角化をめざしている。

中国のIT(情報技術)企業では、レストランの検索・予約や宅配などの生活関連サイトを運営する美団点評も香港取引所への株式上場を申請する方針。香港メディアによると、60億米ドル規模の調達をめざしており、小米に続く大型のIPOになる可能性がある。

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