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金鍾泌・韓国元首相が死去 日韓国交正常化に尽力

【ソウル=恩地洋介】韓国の朴正熙元大統領の右腕として日韓国交正常化に尽力した金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相が23日午前、ソウル市内の自宅で死去した。92歳だった。民主化後も韓国政界の中枢にあり、金泳三、金大中両元大統領とともに「三金政治」と呼ばれる時代を築いた。

朴政権では韓国中央情報部(KCIA)を創設し、初代部長に就いた。1965年の日韓国交正常化に至る交渉では、最大の争点だった対日請求権問題で大平正芳外相(当時)と5億ドルの対韓経済協力などで決着を図った。合意事項を記した「金・大平メモ」の存在は有名だ。韓国政界随一の知日派として知られ、初代韓日議員連盟会長を務めた。

1979年に朴大統領が暗殺された後、全斗煥政権では公職を追放された。87年の大統領選には新民主共和党総裁として、盧泰愚、金泳三、金大中各氏とともに立候補し敗れた。97年の大統領選では金大中氏を支え、同政権で再び首相に就任。2004年の総選挙に落選し、政界を引退した。

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