2018年7月20日(金)

人工ダイヤ、「天然」最大手が販売 割安で人気

小売り・外食
2018/6/23 10:12
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 ダイヤ鉱山の世界最大手デ・ビアスは、人工ダイヤモンドを9月にも初めて販売する。まず市場規模の大きい米国で開始し、他地域への拡大も視野に入れる。天然ダイヤに比べ安い人工ダイヤは若者を中心に人気が伸びている。新たな宝飾品を供給し、需要の掘り起こしにつなげる。

人工ダイヤは値ごろ感があり若者に人気がある

 人工ダイヤのアクセサリー販売専門会社「ライトボックス・ジュエリー」(英国)を既に立ち上げた。価格は0.25カラットで200ドル、1カラットが800ドルから。婚約指輪に使う高品質な天然ダイヤの10分の1以下の水準で、専用サイトで販売する計画だ。「米国のみに絞って提供するが、将来的には他市場での展開も検討する」(デ・ビアス)。

 人工ダイヤは低価格であるほか、天然ダイヤと違い武装勢力の資金源になる可能性もない。米国で若い世代の関心を集めており、既にスワロフスキーが人工ダイヤを使った宝飾品を手掛けている。量産が進めば人工ダイヤの値下がりにつながりそうだ。

 肉眼では天然ダイヤと見分けがつかず、両者が混ざって流通するケースも増えていた。「割安なアクセサリーとして人工ダイヤ市場が確立すれば、天然品との混合が起きにくくなる」(専門商社の諏訪貿易=東京・千代田)との声も出ている。

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