三菱自ゴーン会長、17年度報酬2億2700万円
三菱自動車が22日に開示した2018年3月期の有価証券報告書によると、カルロス・ゴーン会長の2017年度の報酬は2億2700万円だった。内訳は現金が1億8000万円、ストックオプション(株式購入権)が4700万円。株主総会の招集通知によると取締役11人の総報酬額は6億2800万円でゴーン氏は4割弱を占める。益子修最高経営責任者は1億4100万円だった。
ゴーン氏は16年12月に三菱自の会長に就任した。ゴーン氏は日産自動車会長のほか、フランスの自動車大手ルノーの会長兼CEOを兼務しており、ルノーでの17年の報酬は約9億円だった。報酬案にはフランス政府が反対するなど、高額報酬には異論も出た。日産自動車は26日に株主総会を開く。