日本海洋掘削、会社更生法を申請

2018/6/22 18:37
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日本海洋掘削は22日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。負債総額は同社単体で904億円、同時に会社更生手続き開始を申し立てたオランダの子会社が321億円。2014年の原油相場の低迷で海洋掘削装置(リグ)の営業が不振に陥り、財務状態が悪化していた。

会社更生手続き開始について記者会見する日本海洋掘削の市川祐一郎社長(中)(22日夜、東京都中央区)

同社は「自助努力による経営改善は限界に達した」として、今後はスポンサーとなる企業を探して再建を目指す。7月23日に上場廃止となる見込み。現在稼働しているリグの操業と営業は継続する。

同社は子会社を通じて日本近海でメタンハイドレートを試掘する掘削船「ちきゅう」を運用。このほか7基のリグを運用し、中東やアジアの国営石油会社などのために海底油田を掘削してきた。

ただ14年以降に原油相場の低迷で資源開発会社が投資を絞り込み、リグの稼働率が低迷。一部のリグは仕事がなく、長期にわたり港湾に係留されたままになっていた。資金繰りなどが悪化した結果、18年3月期に155億円の債務超過となった。

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