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アルゼンチンを圧倒 クロアチアが20年ぶり16強

2018/6/22 17:30
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アルゼンチンに勝利し、ハイタッチするクロアチアのモドリッチ(左)とラキティッチ=三村幸作撮影

アルゼンチンに勝利し、ハイタッチするクロアチアのモドリッチ(左)とラキティッチ=三村幸作撮影

試合前、名門バルセロナで同僚のメッシとにこやかに握手したラキティッチが、アルゼンチンの偶像を厳しいチャージで取り締まる。体格雄偉のレビッチは次々とボールを収奪、時には荒っぽい手口で小兵ぞろいのアルゼンチンをつぶしにかかる。

先発の平均身長が184.3センチで、相手を約9センチ上まわったクロアチア。サッカーのスケールと力強さでは、それ以上の差を感じさせた。

初戦の4バックをご破算にして3-4―3を採用したアルゼンチンの、その3トップの外側から3バックの外側へと対角線上にぽーんとボールを運ぶ。そうやって大きくサイドを変えながら、ボールを追う相手の足を徐々に萎えさせた。

クロアチア優位を決定づけたのは53分、GKカバジェロの落ち度に乗じたレビッチの先制点。ダリッチ監督は鼻息も荒く力説する。「アルゼンチンが悪かったのではなく、我々がよかったのだ」。メッシもアグエロも、クロアチアの守備陣に囲まれて、前半から身動きがとれなくなっていた。

そんな大男たちの中心にいるのが優男モドリッチだ。袋小路に入ったボールをサイドチェンジで生き返らせ、勝負パスを縦に入れ、80分にはゴール右隅へ針の穴を通すようなミドルも決めた。何よりすごいことに、レアル・マドリードでも10番を背負う名人は、メッシと違って守備もする。

この10番対決をモドリッチが制したことが、母国を1998年フランス大会以来20年ぶりの16強へと運んでいった。

32歳、おそらくこれが最後のW杯。クロアチア代表というお家の再興にありったけの根気と才気をささげてきたモドリッチの、「細うで繁盛記」めいた物語が力を増していく。

(ニジニーノブゴロド=阿刀田寛)

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