2019年3月26日(火)

「公取委の承認、得られると信じる」十八銀頭取、株主総会で説明

2018/6/22 14:28
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十八銀行は22日、長崎市内の本店で定時株主総会を開いた。公正取引委員会の企業結合審査が続くふくおかフィナンシャルグループ(FG)との経営統合に関して、森拓二郎頭取は「必ずや公取委の承認を得られると信じているし、長崎の将来の為にも是非統合を実現したい」と強調。株主に対し、改めて統合の意義や狙いについて説明した。

ふくおかFG、親和銀行、十八銀行のロゴ

総会は午前10時に開会した。冒頭、森頭取は「十八銀と(ふくおかFG傘下の)親和銀行の併存状態が続いた場合、数年後には両行とも地域や取引先、株主に十分還元できる利益水準を維持するのが容易でなくなる」と指摘。ふくおかFGとの統合は「百年の計で踏み出した道だ。なんとしても実現したい」と訴えた。

難航する企業結合審査については「公取委は、事業性融資の債権を移すことにより一定程度のシェアの引き下げに踏み込まなければ承認できないというスタンスを崩していない」と説明した。十八銀と親和銀のほぼ全ての取引先を回り、シェア調整につながる借り換えサポートについて説明をしたことを明かした上で「公取委との大詰めの交渉に来月から入ることになる」とも語った。

総会に出席した女性株主は「2つの銀行で顧客を奪い合う時代ではない。これからの長崎のために統合を進めてほしい」と理解を示した。男性株主は「(統合への動きは)進んでいるようだが、厳しいと感じた」と指摘。別の男性株主は「公取委がどんな判断をするのか不透明だ。万が一統合がうまくいかなかったときのビジョンも示してほしい」と注文を付けた。

時間は1時間10分と昨年より11分延びたものの、参加者は215人と、35人減った。

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