北海道経産局、道産食品の海外進出を支援

2018/6/21 22:00
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北海道経済産業局は道内の食品企業を対象に資金援助や助言を通じ、海外進出を支援する。道産食品の調理法や食べ方の海外発信を促すほか、ロボットやIT(情報技術)設備の導入も後押しする。人口減や人手不足など企業に共通した課題の克服にも取り組み、道内企業の収益力を高める。

北海道経産局の支援を受け、西山製麺(札幌市)は7月、ドバイの調理師を道内の生産現場に招く。ラーメンの調理法や正しい食べ方を知ってもらうためのツアーを実施。冬にはドバイの高級レストランで消費者や投資家を対象にラーメンの商談会を行う。

欧州には調理師を派遣し、現地のニーズや出店時の課題を調べる。工場にロボットを導入し、生産効率の向上も目指す。

Wakka Japan(ワッカジャパン、同)は2018年度中に、土鍋で炊いた道産米や和風調味料の試食会を米ニューヨークで開催。現地の日本食レストランとの取引を念頭に調査も行う。

北海道経産局は輸出ノウハウも助言する。水産物卸のカネシメ高橋水産(同)は中国向けに小口商品をまとめて発送し、輸出手続きのコストを削減する。インターネット通販で注文を事前に取りまとめ、現地の協力企業に送る。

北海道経産局の西村かおり農商工連携課長は「北海道の食文化を海外に丸ごと発信し、道産食品の魅力を正しく伝えたい」としている。

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