2018年11月14日(水)

富士電機が中国の冷凍機大手と合弁、エネルギー効率化で連携

2018/6/21 14:30
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富士電機は21日、中国の冷凍・空調機器大手、大連氷山集団(遼寧省)の子会社と合弁会社を設立すると発表した。エネルギーマネジメントシステム(EMS)と呼ばれる工場で使用する電力などを制御して効率化するシステムで連携する。中国ではエネルギー消費量が増加しており、制御需要の取り込みを狙う。

9月に新会社「大連富士氷山スマート制御システム」を遼寧省大連市に設立して営業を始める。資本金は2700万元(約4億6千万円)で、富士電機が51%、大連氷山が49%を出資する。

EMSはセンサーで電力などエネルギーの使用状況を詳細に把握し、ソフトウエアで空調機などを制御してエネルギー消費量を抑えるシステム。主に電力、ガスのプラントや物流施設向けに売り込む。新会社は2024年3月期の売上高で30億円を目指す。

新会社は、富士電機からEMSに使うセンサーやソフトウエアなどを、大連氷山からは冷凍機などのハードウエアを調達する。富士電機にとってはまずは中国で自社のEMSを普及させ、導入した工場に変圧器などの設備機器を売り込みやすくする狙いがある。

富士電機と大連氷山グループは03年には自動販売機の製造で、15年には販売でそれぞれ合弁会社を組んで協業してきた。成長分野のEMSでも組み、中国ビジネス全体の底上げを目指す。

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