2019年9月20日(金)

死亡女児の学校、授業再開 大阪・高槻

2018/6/21 12:13
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大阪府北部で起きた震度6弱の地震で、ブロック塀の下敷きとなり死亡した小学4年の三宅璃奈さん(9)が通っていた大阪府高槻市立寿栄小が21日、授業を再開した。18日の地震以降、大阪府では休校する小中学校が相次いだが、発生4日目の21日からは通常に戻った。府は公立学校の通学路にある全てのブロック塀を実態調査する方針を示した。

授業が再開し登校する児童。校門の献花台には多くの花が供えられていた(21日午前、大阪府高槻市立寿栄小)=共同

高槻市内の小学校は20日に大半が再開したが、寿栄小では府警の現場検証が続き、通学路の安全確認にも時間がかかったため1日遅れた。ガスが復旧しておらず給食を出せないため、児童は午前中で帰宅。午後には保護者会を開く。

児童は午前8時ごろから登校。浜田剛史市長は校門前の献花台に献花し、「人為的なミスの可能性が否定しきれない部分があるかもしれない。被害児童の方に申し訳ない」と改めて謝罪した。

国土交通省近畿地方整備局は緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)を高槻市に派遣。学校のブロック塀などの危険性を調べる。

府教育庁によると、地震後、高校や小中学校、幼稚園など公立の417の学校や園から、校舎などが損傷したとの連絡があった。外壁がひび割れたり、体育館の照明が落下したりするなどの被害が出ているという。

府内で公立1444校の小中学校のうち、18日は891校、19日は252校が休校した。20日には多くの学校で再開が予定されていたが、大雨の影響で160校が休校した。

寿栄小では18日の地震で、通学路にあるプールのブロック塀が約40メートルにわたり道路側に倒れ、1人で登校中の三宅さんが巻き込まれた。建築基準法が定める高さを超え、基礎と塀を固定する設備も違反しており、府警が業務上過失致死の疑いで捜査している。〔共同〕

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