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堀江氏「キツイっす」 ロケット2号機、30日再打ち上げ

ロケット打ち上げスタートアップのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は、延期していた観測ロケット「MOMO(モモ)」2号機の打ち上げを、30日午前5時以降に実施すると発表した。機体の不具合などで当初の4月末打ち上げから予定を変更していた。

初号機は飛行中に破損

北海道大樹町の同社の発射場から宇宙空間に向けて打ち上げる。同社は実業家の堀江貴文氏が創業に関わった。打ち上げるモモは、全長10メートル、直径50センチメートルの観測ロケット。20キログラムの搭載物を宇宙空間に運べる。民間企業が単独で開発したロケットが地上100キロメートルの宇宙空間に到達すれば日本初だ。

17年7月には、初号機が飛行中に機体が回転して破損し、宇宙空間に届かなかった。2号機では回転を制御する機構を変更し体の構造も強くしたが、18年4月の打ち上げ前に機体の不具合が判明し、打ち上げを延期していた。

不具合はロケット内部で発生した。エンジンに燃料を送り込むためのバルブ(栓)の開閉などに使う窒素ガスの圧力が下がっていた。その配管に「想定外」(堀江氏)の設計ミスがあった。ガスが漏れ出ていたため数日の延期の後、4~5月の打ち上げを取りやめた。

堀江氏「キツイっす」

打ち上げ見学会場では、「直前で強行しない姿勢はすばらしい」「じっくり準備してほしい」など、打ち上げ取りやめを評価する声もあったが、堀江氏は自身のツイッターで「延期は結構キツイっす。なので、毎回ギリギリまでせめぎ合います。延期の決断が偉いとかそんな単純な話じゃねーっす」と発信。ロケット開発の技術的、資金的な難しさを示唆した。

インターステラは、超小型衛星打ち上げ用のロケットの開発も並行している。5月に橋梁など鋼製構造物の製作・施工を手掛ける釧路製作所(北海道釧路市)から約2000万円の出資を受けた。この資金は衛星用ロケットの開発資金に充てる計画。宇宙への到達実績をもって、開発を進められるか。モモの打ち上げが命運を左右する。

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