2018年7月22日(日)

米高官、中国との貿易協議「進展なし」 要求拒否を問題視

トランプ政権
北米
2018/6/20 9:46
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 【ワシントン=鳳山太成】米ホワイトハウスのナバロ大統領補佐官は19日の電話会見で中国への制裁関税発動を決めた理由について、中国と5月以降に重ねた貿易協議に「何の進展もなかった」と説明した。年2千億ドル(約22兆円)の対中貿易赤字の削減を求めたが、中国が拒んだことを問題視した。今後の協議継続は「オープンだ」としつつも、具体的な計画には触れなかった。

 対中強硬派で知られるナバロ氏は、中国が米国の知的財産侵害などを続けながら、政策を実際に改めようとしないと強く批判した。貿易協議で米国の要求を飲まなかったことに関して「(中国は)トランプ大統領の強い決意を過小評価したのかもしれない」と述べた。

 関税の発動回避に向けた今後の交渉見通しについては「大統領や通商担当者らは誰とでもいつでも話す意思がある」と含みを持たせた。ただ中国は「口だけだ」と批判し、交渉を通じた問題解決に否定的な発言を繰り返した。

 トランプ米政権は15日、500億ドル相当の中国製品に25%の関税を課すことを決定。中国が報復関税を公表したことを受け、18日には2千億ドル分の追加措置を検討すると表明した。

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