2018年7月18日(水)

医療費補助で85件の不適切処理 愛知県職員

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2018/6/19 21:15
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 愛知県は19日、血友病など先天性の血液疾患がある人や、在宅で人工呼吸器を使う患者に医療費を補助する事業で、73人が申請した85件で不適切な事務処理があったと発表した。書類の日付の書き換えや紛失により、受給者票の交付や、患者が自己負担した医療費の償還などに遅れが出た。県は事務手続きの変更や教育・研修の徹底などで再発防止を図るとしている。

記者会見の冒頭、頭を下げる愛知県職員(18日午後、県庁)

 不適切な処理をしていたのは健康対策課に所属していた23歳の男性職員。2018年4月に他部局へ異動した後、申請した患者や保健所などからの問い合わせで発覚。17年度に同課が受理した全ての書類を調べたところ、日付の書き換えや紛失、決裁手続きを経ないで受給者票を交付していたことなどが判明した。

 男性職員は県の聞き取りに対し、日付の書き換えや受給者票の不適切な交付は認めた一方、申請書類などの紛失については「明確な記憶がない」と答えたという。

 県は今後、男性職員を含む関係者の処分を検討する。申請書類には診断書や住民票の写しなどが含まれるが、現時点で外部流出は確認されていないとしている。

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