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大阪北部地震、0.5秒以下の短周期成分が卓越

日経クロステック

大阪府北部で2018年6月18日午前7時58分に発生した最大震度6弱の地震動の観測データを、防災科学技術研究所(防災科研)が公開した。K-NET高槻の揺れが最も大きく、最大加速度は806ガル(3成分合成値)を記録した。熊本地震の最大加速度は1580ガルなので、その5割強になる。

防災科研が公開した速度、加速度応答スペクトルを見ると、0.5秒以下の短周期成分が卓越している。

この観測データを基に京都大学生存圏研究所生活圏構造機能分野の中川貴文准教授が作成した南北─東西合成加速度応答スペクトルによると、地震動の周期は0.2秒と0.3秒付近にピークがある。

地震動は南北方向よりも東西方向の方が強く、0.2秒と0.3秒付近の東西方向の応答加速度は2100~2300ガルとみられる。

比較的剛性の高い新しい木造住宅の固有周期は0.3~0.5秒、剛性の低い古い木造住宅の固有周期は1~2秒と言われている。K-NET高槻の地震動は、データを見る限り、比較的新しい木造住宅で共振しやすい固有周期が卓越していた可能性がある。

(日経 xTECH/日経ホームビルダー 荒川尚美)

[日経 xTECH 2018年6月18日掲載]

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