2018年7月23日(月)

土砂災害にも注意を 余震続く近畿、今夕から雨

2018/6/19 10:07
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 大阪北部地震で被災した地域では19日も断続的に揺れが続いている。気象庁は強い余震に注意を呼びかけているが、加えて警戒を要するのが19日午後から本格化するとみられる雨だ。過去には地震で地盤が緩み、土砂災害などの被害につながったケースもある。

地震の影響で屋根が崩れ、雨漏りを防ぐためブルーシートをかぶせる男性(19日午前、大阪府茨木市)

地震の影響で屋根が崩れ、雨漏りを防ぐためブルーシートをかぶせる男性(19日午前、大阪府茨木市)

 気象庁によると、余震とみられる揺れは19日午前9時までに26回。大半が震度1だが19日未明には大阪府北部と京都府南部で震度4の地震があった。同庁は「これまで大地震発生後に同程度の地震が発生した割合が1~2割ある」として、震度6弱の強い揺れに1週間程度注意する必要があるとしている。

 一方、地震で地盤が緩むと少量の雨でも土砂災害の危険が高まる。近畿地方は前線や湿った空気の影響でこれから雨の日が多くなる見通し。19日は夕方から雨が降り始め、20日は大雨となる恐れがある。

 2016年4月に起きた熊本地震では、緩んだ地盤が梅雨の長雨で崩れ、土砂災害が頻発した。国土交通省によると、土石流や崖崩れなどの地震に伴う土砂災害が200件近く発生し、15人が亡くなった。

 気象庁は今回の地震を受け、大阪府や京都府で震度5強以上を観測した自治体については当分の間、土砂災害警戒情報の発表基準を通常より引き下げると発表した。大雨警報や注意報についても引き下げ、通常の7~8割の基準で運用する。同庁は「余震だけでなく気象情報にも注意してほしい」と呼びかけている。

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