2018年9月21日(金)

大鳴門橋に自転車専用道 徳島・兵庫両県が検討

2018/6/18 20:38
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 鳴門の渦潮を眼下に、自転車でさっそうと――。徳島県鳴門市と兵庫県の淡路島を結ぶ大鳴門橋に自転車道を新設する構想がある。両県が技術的に可能か検討を進めており、実現すれば新たな観光客の誘致につながると期待されている。

兵庫県の淡路島(奥)と徳島県を結ぶ大鳴門橋=共同

 1985年に完成した大鳴門橋は全長約1.6キロ。2層構造の上層は神戸淡路鳴門自動車道、下層は将来的に新幹線を通す前提で設計され、現在は一部が観光用歩道になっているほかは骨組みだけの状態だ。

 自転車道は海上約40メートルにある下層への設置を想定。問題は、自転車道をアスファルト舗装した場合、風が抜けにくくなり、橋に大きな風圧が加わることだ。かつて神戸市と淡路島を結ぶ明石海峡大橋でも、兵庫県が下層の管理者用通路を自転車道に変更することを検討した。だが風圧による負担が大きく断念した経緯がある。

 両県は本年度当初予算に関係経費2300万円をそれぞれ計上。近く研究機関に委託し、模型で風洞実験をして橋の耐性力や安全性を調べる。

 サイクリングファンの間では淡路島を自転車で一周する「アワイチ」が人気を集めており、大鳴門橋に自転車道ができれば淡路島と徳島を周遊する新たなコース設定も可能になる。徳島県の担当者は「風洞実験で慎重に安全性を確認したい。(自転車道がある)瀬戸内しまなみ海道のように観光資源になればいい」と話している。〔共同〕

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