JR札沼線廃線へ、北海道月形町長が容認

2018/6/18 22:00
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JR北海道の路線見直し対象の一つである札沼線(北海道医療大学―新十津川)を巡り、沿線自治体の北海道月形町の上坂隆一町長は18日記者会見し、「廃線を容認し、代替バスの運行を推進する」と述べ、廃線を受け入れる考えを示した。他の沿線3町も廃線を容認する方向で検討しており、同線区は廃線になる見通し。

記者会見する上坂町長(北海道月形町)

上坂町長は廃線容認の理由として、輸送密度(1キロメートル当たりの1日平均輸送人員)の少なさを挙げた。同線区の輸送密度は66人で道内最少。鉄道は雪などによる運休も多く、バスの方が安定的に運行できることも判断材料になった。バスの代替運行の具体策は今後検討する。JR北はバス運行費用について、廃線後の18年間分を支援するとしている。

同線区は沿線4町のうち存続を強く求めていた月形町が廃線容認に転じたことで、廃線に向けた動きが加速する。月形町は今後、他の沿線自治体である新十津川町や浦臼町、当別町と協議の場を設け、沿線自治体としての最終判断を下す。

同線区の廃線が決まれば、JR北が進める見直し路線での廃線は石勝線(新夕張―夕張)に続き2路線目になる。

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