2018年11月16日(金)

震源は「有馬―高槻断層帯」東端近く 気象庁会見

2018/6/18 10:50
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気象庁は18日、同日朝に大阪府北部で震度6弱を観測した地震について、「有馬―高槻断層帯のごく近くで発生した」と説明した。記者会見した松森敏幸・地震津波監視課長は「同断層帯が活発化するか分からないが、周辺で平常時より地震活動が活発になっている」として、引き続き揺れに警戒するように述べた。

大阪府北部の地震について記者会見する気象庁の松森敏幸地震津波監視課長(18日午前、気象庁)

発生が警戒されている南海トラフ地震との関係については「陸のプレート内部で起きた地震で規模自体があまり大きくなく、直接影響を与えているとは考えにくい」と否定的な見方を示した。

気象庁によると、今回の地震の震源は大阪平野から六甲山地に延びる有馬―高槻断層帯の東端近く。松森課長は「今回の場所ではこれまであまり地震が多く発生しておらず、今回の地震はかなり珍しい」と指摘したが、同断層との関係については「今回が断層帯の一部なのか、活断層として動いたのかは現時点では分からない」と明言を避けた。

発生原因は「東西方向から押される力だが、断層が上下にずれる『逆断層型』かは今後解析しないと分からない」と述べた。

同断層帯では1596年にマグニチュード(M)7.5とされる「慶長伏見大地震」が発生した。政府の地震調査委員会は、同断層帯について、30年以内の地震発生確率を「0.1%未満」としている。

有馬―高槻断層帯の西に延びる「六甲・淡路島断層帯」では1995年1月17日に、M7.3の「阪神大震災」が発生しているが、松森課長は「阪神大震災とは関係ない」と述べた。

大阪府内で大きな揺れを引き起こす恐れがあるとして警戒されている上町や生駒などの断層帯との関係についても「10キロ以上離れており、関係ないと思う」と述べた。

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