2019年7月23日(火)

コロンビア大統領選、右派候補勝利 和平合意見直しも

2018/6/18 8:55
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【ボゴタ=外山尚之】南米コロンビアで17日、大統領選の決選投票があり、右派のイバン・ドゥケ前上院議員(41)が当選した。ドゥケ氏は、サントス大統領が左翼ゲリラとの間で結んだ和平合意の見直しを主張する。ゲリラ側はすでに武装解除しており、過去にさかのぼって合意条件を変更するならば反発は必至だ。約50年にわたる内戦を終えた同国にとって新たな課題となる可能性がある。

17日、家族とともに投票所を訪れたドゥケ氏(写真右上)

開票率99.8%時点で、ドゥケ氏の得票率は約54%。ポピュリズム(大衆迎合主義)的な政策を掲げる左派のグスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)は約42%にとどまった。

ドゥケ氏は17日、当選後の演説で「私は全力を国の統一にささげる」と発言。一方でサントス大統領が2016年に内戦の当事者だったコロンビア革命軍(FARC)との間で結んだ和平合意について「和平は修正を必要としており、犠牲者のため、我々は真実や正義、償いを保証する」と述べ、和平合意案の見直しを示唆した。

ドゥケ氏はこれまでも和平そのものは破棄しないとしながらも、誘拐や爆破テロを指示した当時の指導者の罪が問われてない点などを問題視してきた。

コロンビア国民は和平合意が1度国民投票で僅差で否決されたにもかかわらず、サントス政権が議会採決で合意署名を強行した手法に不満を示していた。また和平合意履行の予算を確保するため、消費税にあたる付加価値税を引き上げたことも批判を集め、ドゥケ氏がこれを取り込んだ。

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