【カザン(ロシア)=岸名章友】日本代表は17日、ベースキャンプ地のカザンで冒頭以外を非公開にして練習した。岡崎(レスター)は両ふくらはぎに張りがあるため室内で別メニュー調整。カザン入りした14日から全体練習に合流できておらず、19日午後3時(日本時間同9時)開始のコロンビア戦に出場できるかは微妙な状態だ。
最終段階の準備として15、16日は連日で紅白戦とともにセットプレーを入念に確認した。「(コロンビア戦では)カギになるし、CKやFKで主導権を握るくらいでなければ」と槙野(浦和)は話す。
「相手守備の中央は固い。どういう形でボールを入れるか話し合って練習できている」と長友(ガラタサライ)。西野監督は「まともにセットしたのでは(チャンスにならない)という部分もある。変化させたものは使いたい。思い切ったセットプレーがあれば」と、意表を突くサインプレーもにおわせた。
岡崎の状態とともに、西野監督が気にかけるのはピッチの深めの芝だ。「ボールが走らない。練習でもパスやドリブルが引っかかっている。最終ラインのパス回しなどは気をつけないと」と長友も注意を促していた。
日本代表は練習後、初戦の開催地となるサランスクへ移動した。
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