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OGから立て直せるか 消えるには惜しいモロッコ

2018/6/16 20:00
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20年ぶりにW杯に戻ってきたB組のモロッコが試合終了間際のオウンゴールに泣いた。アフリカ最終予選を無失点で勝ち抜いた自慢の堅守を、まさか味方のFWに打ち抜かれようとは。衝撃の幕切れに「失望は大きい」とフランス人のルナール監督。落胆の色がありありだった。

ユベントスで活躍するCBベナティアを中心にモロッコが組み立てた戦術は見応えがあった。アンカーのアハマディの気の利いたサポートで数的優位を各所でつくり、中央に固まって守るイランを思う存分に揺さぶった。立て続けの至近のシュートをはじき返された19分の逸機がなければ、勝ちどきをあげたのはモロッコだったかもしれない。

未来を感じさせる逸材もいた。シャルケ所属の20歳のFWハリト、レアル・マドリード所属の19歳のSBハキミである。特にハリトのドリブルは破壊的で、チームは敗れたのにマンオブザマッチに選ばれた。本人は逃した魚の大きさに頭がいっぱいで「今日の結果は早く忘れたい」。

モロッコはこの大会に18戦無敗で乗り込んできた。その看板自体に偽りはなかった。あったのは運の無さだけ。20年前のフランス大会初戦でもモロッコはMFシッポがノルウェーにオウンゴールを進呈した。モロッコ国民にすれば「悪夢、再び」という感じだろう。

それでもそのノルウェー戦は引き分けて勝ち点1が手元に残った。今回はゼロ。1次リーグで消えるには惜しい好チームであり、何とか立て直しを図ってほしいけれど、ポルトガル、スペインという巨峰に挑む前に受けた傷はあまりに深く、大きすぎたのではないか。

(サンクトペテルブルク=武智幸徳)

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