2019年1月20日(日)

メコン5カ国、インフラ整備で中期計画を採択

2018/6/16 17:07
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【バンコク=小野由香子】タイやミャンマーなどメコン川流域5カ国による経済協力の枠組み「ACMECS(イラワジ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略会議)」は16日、バンコクで首脳会議を開いた。インフラ整備での協力拡大などを盛り込んだ2023年までの中期計画(マスタープラン)を採択。各国を陸路でつなぐ経済回廊の完成や、通関ルールの共通化などを通じて、域内の貿易活性化を目指す。

マスタープランにはベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを結ぶ「東西経済回廊」と、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーを結ぶ「南部経済回廊」の2つの回廊を2年後に完成させることを最優先事項として掲げた。通関の迅速化にも取り組む。東西経済回廊については、モノの輸送にかかる時間を現状の5日間から30時間に短縮する。

各国間の送電網整備や、IT(情報技術)など先端産業の人材育成でも協力する。議長国であるタイは、計画に必要な資金を拠出する共同のインフラファンドの設置を提案し、今年後半に詳細を詰める実務者会議を開くことで合意した。

タイのプラユット暫定首相は会議後の記者会見で「5カ国の結束を強化し、経済発展の差を埋めてメコン地域の持続的成長を推進したい」と強調した。

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