2018年7月23日(月)

今秋エルニーニョ発生か WMO、ペルー沖観測強化

2018/6/16 9:37
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 【ジュネーブ=共同】世界気象機関(WMO)は14日、南米ペルー沖で海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」が今年秋に発生する可能性があると発表した。エルニーニョは世界的に異常気象を引き起こすとされ、WMOは観測を強化する方針。冬季に発生した場合、日本では暖冬となる傾向がある。

 ペルー沖では昨年秋から海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が続いていたが、WMOは今年4月に終息を確認。現在はエルニーニョ、ラニーニャどちらでもなく、8月ごろまではこの状態が75%の確率で続くとみている。一方で、弱いエルニーニョが発生する確率も25%あるが、ラニーニャが再び発生する見通しはないとした。

 気候パターンの分析では8月ごろから徐々に海面水温が上昇しはじめ、9月から年末にかけエルニーニョが発生する可能性がある。10~12月に発生する確率は50%だが、今後数カ月、現在の気象パターンが続いた場合、確率はさらに高まるとした。

 2015年から16年にかけて発生したエルニーニョは地球温暖化の影響もあり、記録的な高温と、干ばつや洪水などの異常気象をもたらしたとされる。

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