2018年11月19日(月)

対中制裁「次は投資規制」 米通商代表、月内に発表

2018/6/16 6:41
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【ワシントン=鳳山太成】米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は15日、米テレビ番組で「次の段階は、米国の技術を買おうとする中国の投資を規制することだ」と述べ、中国への制裁関税に次ぐ措置を急ぐ考えを示した。トランプ政権は6月末までに中国の対米投資規制を発表する予定だ。中国に圧力を強めて不公正な貿易慣行を食いとめる狙いだ。

「次の段階は、米国の技術を買おうとする中国の投資を規制することだ」と話した米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表(写真は1月)=AP

「次の段階は、米国の技術を買おうとする中国の投資を規制することだ」と話した米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表(写真は1月)=AP

米政権は15日、500億ドル(約5兆5千億円)相当の中国からの輸入品に制裁関税を発動すると発表した。財務省が6月末までに中国企業の対米投資の規制をとりまとめ、速やかに実施する方針だ。

ライトハイザー氏は「(今回の措置が)さらなる交渉につながることを望んでいる。中国は(不公正な産業)政策を変えて、市場を開放してほしい」と述べ、関税を発動後も中国との交渉を続ける考えを明らかにした。

米議会では政権の決断に対して賛否の声が上がった。与党・共和党で、通商政策を担う下院歳入委員会のブレイディ委員長は「米国の製造業や農家などを傷つける」と懸念を表し、関税の対象品目を絞るよう求めた。一方、野党・民主党の上院トップ、シューマー院内総務は「トランプ大統領は正しい。中国は貿易における真の敵だ」と支持した。

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