2019年6月21日(金)

名鉄がドローン飛ばすワケ まず操縦士養成学校

2018/6/15 13:08
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名古屋鉄道が小型無人飛行機ドローンを使った事業に乗り出す。15日は操縦士を育成する「名鉄ドローンアカデミー」の報道向け内覧会を開催。名古屋・神宮前で30日に開校する。将来は機体整備やインフラ点検、測量など周辺サービスに領域を広げ、新たな収益源に育てる考えだ。

名古屋鉄道は、6月30日からドローンの操縦士を養成する学校を開く(15日、名古屋市熱田区)

内覧会で名鉄の鈴木武・事業プロジェクト担当部長は「ドローンは裾野が広がる産業。事業領域が広い名鉄に合っている」と説明した。調査会社インプレスによると、2017年度に503億円だったドローン市場は、24年度に3711億円に拡大。うち2530億円をドローンを使ったサービスが占める見込みだ。

名鉄グループの事業はヘリコプターを使った調査・測量や航空管制、自動車整備など多岐にわたる。グループでインフラの点検や災害時の現場調査などをサービスとして手がけることなどを想定。加えて機体の整備やリースなどの需要も生まれれば、既存事業で培ったノウハウを生かしながら事業展開ができる。

ドローン参入の第一歩として操縦士養成学校を選んだのは、免許制度などルール作りに参画する狙いもある。鈴木氏は「国土交通省とは鉄道事業を通じて関係が深い。先行して取り組んでルール作りでも働きかけていきたい」と話した。

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