2019年春夏　世界最大メンズ見本市　スナップショット

「メンズファッションの祭典」とも称される世界最大級のメンズ見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ」。イタリア中部の都市、フィレンツェで毎年1月と6月の2回、開催されているメンズプレタポルテ（既製服）の一大イベントだ。94回目の今回はイタリアを中心に世界各国から1240以上のブランドが参加、バイヤーなど約3万人が集まった。2019年春・夏の新作コレクションが発表された会場の様子を写真でお届けする。　（フィレンツェ=堀威彦）

イタリアに梅雨はない。ピッティ開催期間中（12～15日）、一時的な雨に見舞われた日はあったが、おおむね天候に恵まれた。連日、ファッショニスタたちが会場を訪れ、それをカメラに収める人たちも少なくない。ピッティお決まりの光景は今回も変わらない。

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地元イタリアを中心に大小さまざまなブランドが次のシーズン（今回は2019年春夏用）の新作を展示するピッティは商談の場でもある。ブランド側は新作の狙いなどを盛んにPRし、気になる新作をいち早く買い付けようと世界中のバイヤーが目を光らせる。会場内は華やかさが目立つ一方、真剣勝負の場でもある。

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イタリアは芸術の国でもある。ピッティ会場のディスプレーもしかり。人の目をひく仕掛けにあふれる。「斬新でスタイリッシュなものもあり、売り場作りの参考にしている」とある日本の業界関係者は明かす。

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ピッティ会場内はアートにあふれ、来場者の目をたっぷり楽しませてくれる。

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