クリントン氏の捜査、「FBIは中立」 司法省が見解

2018/6/15 7:09
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【ワシントン=中村亮】米司法省は14日、クリントン元国務長官が在任中に私用メールを公務に使っていた問題に関する米連邦捜査局(FBI)の捜査について「政治的な偏りはなかった」とする報告書を発表した。トランプ米大統領はFBIがクリントン氏に配慮して訴追を見送ったと指摘していた。

コミー前FBI長官は2016年7月にいったん、私用メール問題でクリントン氏の訴追を求めない意向を表明。しかし、米大統領選直前の同年10月末、新たな証拠を評価するため再調査する方針を明らかにした。

報告書は16年11月の投票日直前にコミー氏がクリントン氏の再調査を発表したことについて「(通常の)手続きから逸脱していた」と批判した。また、報告書はクリントン氏の捜査を担当していたFBI職員がトランプ氏を「大統領選で勝利させてはいけない」と訴えるメールの内容も明らかにした。FBIのレイ長官は14日の記者会見で、不正が発覚した職員を処分する意向を示した。

トランプ氏は自身の周辺とロシアの不透明な関係を巡る司法当局の捜査にいらだちを強めている。FBI批判は司法当局の捜査の信頼性を下げる狙いがあり、トランプ氏は批判を続けるとみられる。

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