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ロシア開幕戦で歴史的大勝 サウジに5-0

2018/6/15 6:30
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前半、先制のゴールを決め駆け出すロシアのガジンスキー(右)=三村幸作撮影

前半、先制のゴールを決め駆け出すロシアのガジンスキー(右)=三村幸作撮影

キックオフからしばらくすると、客席ではウエーブを催促する動きが起き始めた。W杯を初めて開催する気持ちの高揚がそうさせたのか。あるいは目を離せるほど試合の入りが退屈だったのか。実際、立ち上がりのロシアは開幕戦の重圧から、ボールの運びが明らかにぎこちなかった。

緊張の糸をほぐしてくれたのが12分の先制点だった。左からゴロビンがクロスを上げると、ゴール前で競るはずのサウジの選手が足を滑らせて転倒。背後に控えたガジンスキーは悠々とヘディングシュートをたたき込めた。笑いが止まらないとはこのことだろう。

歯車が順回転を始めると災いの種が福をもたらすようになる。24分にトップ下のジャゴエフが肉離れのような症状で負傷退場。急きょ、2人しかいない海外組のうちの1人、チェリシェフをピッチに送り込んだ。するとスペインのビリャレアルで活動中の27歳のMFが2得点の大活躍である。それも今後、救世主になることを予感させるような、とびっきり上質なゴールを重ねて。

FWジュバは70分に投入されると1分後にゴールを決めた。ゴールラッシュの仕上げは94分のゴロビンの美しいFK。

開幕戦の5-0は、1934年イタリア大会のイタリア7-1米国に次ぐ歴史的大勝となった。準備段階の貧攻に終止符を打った選手を客席の歓呼の声が包んだ。

ロシア・チェルチェソフ監督の喜びは中くらいといった感じ。昨年のコンフェデレーションズカップで開幕のニュージーランド戦に快勝した後、ポルトガルとメキシコに連敗、1次リーグで消えたことが脳裏を離れないのだ。「明日はまた違う日。次のエジプト戦に向けて集中したい」。ひげをたくわえた口元を緩めることはなかった。

(モスクワ=武智幸徳)

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