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「分散型ホテル」初認定 岡山・矢掛町

古民家再生宿泊施設

岡山県矢掛町にある古民家を再生した宿泊施設「矢掛屋」と周辺の施設が「分散型ホテル」として国内初の認定を受けた。過疎集落の空き家を活用して、地域ぐるみで観光客をもてなすイタリア発祥の取り組み「アルベルゴ・ディフーゾ(AD)」だ。伝統的な街並みをアピールし、インバウンド(訪日外国人)客の呼び込みや地域の持続的発展につなげていく。

矢掛町は江戸時代に宿場町として栄え、現在でも白壁など当時の面影が残っている。ADの認定はイタリアやクロアチアなどで150カ所以上が受けており、国内では初という。

認定式で握手する(左から)シャンテの安達社長、AD協会のダッラーラ会長、矢掛町の山野町長(12日、岡山県矢掛町)

町役場での認定式で、AD協会のジャンカルロ・ダッラーラ会長は「経営理念や郷土愛が大きな要素となる。住民の理解や協力への機運を作ってほしい」と述べた。

古民家を再生した宿泊施設「矢掛屋」。周辺には伝統的な街並みが残る(岡山県矢掛町)

矢掛屋を運営するシャンテ(矢掛町)の安達精治社長は「中山間地域での経営は大変厳しいが、町民と一緒になって成功例を作り世界に向けて発信したい」と意欲を見せた。矢掛町の山野通彦町長も「認定効果を出せるようしっかりサポートしたい」と強調した。

併せて、ADの取り組みを進めるための国内組織も発足。会長には両備グループの松田久代表が就任した。グループ傘下の旅行会社で長年、イタリアツアー商品を取り扱ってきた実績などを踏まえた。

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