2018年6月25日(月)

新幹線殺傷、3月ごろ凶器購入か 当日長野から上京

社会
2018/6/14 18:35
保存
共有
印刷
その他

 東海道新幹線で乗客の男女3人が殺傷された事件で、殺人容疑で送検された無職、小島一朗容疑者(22)が、凶器のなたとナイフは「3月ごろに購入した」と供述していることが14日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警は3カ月前から犯行を計画していた可能性があるとみて購入先の特定を急いでいる。

 小島容疑者は事件当日の9日午前、長野県岡谷市のJR岡谷駅から特急あずさで東京都内に来たことも判明。県警は岡谷駅で小島容疑者が使っていたとみられる自転車を発見した。

 捜査関係者によると、小島容疑者の所持品に岡谷市内の入浴施設のプリペイドカードがあり、県警が施設へ利用状況を問い合わせた。施設関係者は取材に対し、今年2月ごろから多い時は週に2、3回のペースで利用し、事件前日の今月8日にも職員が目撃していたと明らかにした。

 施設関係者は滞在時の様子を「休憩所の漫画を読み、閉館時間の午後10時半までいることが多く、常に1人で誰とも話さなかった」と話した。

 小島容疑者は翌9日午前に特急あずさで上京後、同日夜に東京駅で名古屋までの新幹線の指定席券を購入。事件現場となった新大阪行きののぞみ265号(16両編成)の12号車に乗車した。「(行き先は)どこでもよかった」と供述している。

 事件は9日午後9時45分ごろ、新横浜―小田原間で発生。女性2人がなたで切り付けられて軽傷を負い、止めに入った会社員、梅田耕太郎さん(38)が殺害された。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他


[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報