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塩野義、新型抗うつ剤の開発・販売権を取得 米社から

塩野義製薬は14日、米社が開発中の新型抗うつ剤の日本などでの開発・販売権を取得したと発表した。契約金は約100億円。新型抗うつ剤は米国での臨床試験(治験)で投与の翌朝から効果が表れており、2~4週間要した従来の抗うつ剤から期間が大幅に短縮している。米国では「ブレークスルー・セラピー(画期的治療薬)」に指定されており、塩野義は大型薬となる可能性があると見ている。

米国の製薬ベンチャーのセージ・セラピューティクスが開発中の抗うつ剤について日本のほか、台湾、韓国での独占的な開発・販売権の契約を締結した。塩野義は契約金とは別途、今後の開発の進捗などに応じて530億円を、さらに販売額の2割程度を支払う。

米セージの新型薬は過剰に働いている神経細胞の活動を直接抑える働きがあるとみられており、治験では投与の翌朝から効果が表れる患者もいるという。現在は早期承認に向けて米当局と連携しながら開発を進めている。従来の抗うつ剤は情報伝達に関わる脳内物質の濃度を高める仕組みで、投与から効果が表れるまで2~4週間かかっていた。

塩野義は主力薬に育つと見て一般的なうつ病のほか、産後うつ、睡眠障害などの治療薬としても開発を進める方針。塩野義はうつ病を含むあらゆる疾患についての権利も取得した。

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