2018年8月20日(月)

新潟大、がん治療創薬で産学官共同研究

北関東・信越
2018/6/13 22:00
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 新潟大学は13日、エーザイ子会社のカン研究所(神戸市)や大阪大学などと、次世代のがん治療などに役立つ創薬に向けた共同研究を始めたと発表した。従来より副作用のリスクが少なく、安全性が高い治療ができる「核酸医薬品」の開発につなげる。国立研究開発法人の日本医療研究開発機構のプロジェクトの一環で、産官学が連携して研究開発に取り組む。

 開発するのはがん細胞が増えるのをピンポイントで抑える医薬品で、他の疾患へも応用が期待できるという。従来の抗がん剤はがん細胞以外にも正常な細胞の増殖も同時に抑えてしまい、副作用として吐き気や貧血などを起こす恐れがある。

 DNAなどの「核酸」を化学合成して作る核酸医薬品は、細胞内にある遺伝子などに直接作用する利点がある。共同研究では量産への課題である化学合成技術や、標的となる細胞内に医薬品を運ぶ技術などを確立する。

 大阪大は核酸の合成に強みがあり、エーザイなどは核酸を狙った細胞内に運ぶ独自技術を持つ。新潟大の時田大輔特任教授らは東京女子医科大学や国立がん研究センター東病院(千葉県)、カン研究所と臨床試験などを担う。それぞれの強みを生かして新たな医薬品の実用化を目指す。

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