2019年8月21日(水)

難民推薦入学11校に増加へ 19年度から新たに3校

2018/6/13 17:04
保存
共有
印刷
その他

日本に在留する難民らを対象とした国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の大学推薦入学制度を、2019年度から広島市立大、早稲田大、関西大が新たに導入する方針であることが13日、関係者への取材で分かった。07年度に関西学院大が初導入して以降、国内の11大学に拡大する。

制度は「難民高等教育プログラム」。対象は日本政府から難民と認められるなどして在留資格を持ち、一定の語学能力がある人ら。UNHCRから推薦されると、入学金や学費が無料となり、奨学金も給付される。これまでに青山学院大や上智大など私立の計8校が導入した。早稲田大は学部生ではなく初めて大学院生として受け入れる。

日本語ができなくても、英語で試験を受けたり論文を書いたりして卒業できるコースも選べる。広島市立大は国公立では初で、首都圏、関西圏以外でも初。

一方で、導入済み大学の一部では18年度の入学者がゼロに。日本語の習熟度や難民らのニーズとのミスマッチが壁となっており、大学側は今後、英語だけで卒業できる枠や院生の枠を増やすなどするとみられる。

ミャンマーの少数民族ロヒンギャの両親の下、避難先のバングラデシュで生まれ、06年12月に来日したカディザ・ベゴムさん(32)=群馬県館林市=は13年3月、この推薦制度で青山学院大を卒業した。「学ぶ機会を与えてもらい本当にありがたかった。もっと受け入れ人数が増えてほしい」と話している。

〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。