2018年8月16日(木)

エーザイ、核酸医薬品で阪大などと共同研究

ヘルスケア
2018/6/13 17:00
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 エーザイは13日、次世代薬として注目される核酸医薬品の創出に向け、大阪大学など産学官の6者と共同研究開発を始めると発表した。エーザイが核酸医薬品の研究開発に本格的に取り組むのは初めて。エーザイが開発してきた、薬物を狙った患部に的確に届ける技術と、各者が持つ核酸製造技術などを組み合わせ、難治性のがんなど向けの候補薬を目指す。

エーザイは研究子会社のカン研究所(神戸市)を通じて核酸医薬の研究開発を進める

 研究子会社のカン研究所(神戸市)が、阪大、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市)、味の素子会社のジーンデザイン(同)、東京女子医科大学、新潟大学、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)と7年間の共同研究開発契約を結んだ。各者の知見を持ち寄り、核酸医薬品の合成から臨床試験(治験)まで実施できる体制を築く。

 核酸医薬品は遺伝子の構成成分であるDNAやRNA(リボ核酸)などで作られた医薬品で、病気の原因となる遺伝子やたんぱく質に作用して効果を示す。従来の医薬品では標的とすることが難しかった細胞内の分子に作用できるため、効果が高く副作用が少ないと期待されている。技術的な難易度が高く、実用化されたものは数種類しかない。

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